ホピ族の村を訪ねて111マイル(Akiko)

2017年になりましたね。大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございました!

まだアメリカの記事を書き終えてないんですが、年越しはホンジュラスのコパンルイナスという町で迎えました。

 

12月31日、夕食後に年越しそば的なものを食べようと、おばちゃんコンビニでカップラーメンを購入。しかし、大晦日でただでさえ少ないレストランが早くに閉まってしまい、夕食を食べ損ねてカップラーメンが夕飯となりました涙。でもこのラーメンが案外美味しかったです。左の青いラーメンはissima(いっしま)というメーカーで、なんか日本意識してる感じ。

グアテマラからホンジュラスに移動するバスで知り合ったオランダ人に、バーで年越しパーティーがあるんだと聞きましたが、我々はパーティー好きではないので、家で寝る年越しを選択。しかし年越しの数時間前から爆竹の音で外がかなり騒がしい。ホンジュラスの年越しは爆竹でお祝いするらしいんですが、日本で使われている「ぱぱぱぱーん!」というような可愛いものではなく、「ドカーン!ドゴーン!!」と大砲のような音がするんです。寝たいのに外が戦場の様な感じで全く眠れず。

 

しかも2017年を迎える1時間ほど前から、宿泊者のアメリカ人と思われる女性が、禁煙という事を巡ってホテル側ともめ始め、女性の抗議する声が加わりました。ホテル側は冷静なんですが女性は、徐々に怒り始めました。「そんなことは知らない、それなら部屋に書いておきなさいよ!」みたいなことを言っており、しまいには「ファックユー!!」まで飛び出す始末。あまりのカオス状態にだんだん面白くなってしまい、Chonmageさんと思わず爆笑してしまいました。

 

結局、爆竹と花火の爆音と女性の怒声の中、2017年を迎えました!ハッピーニューイヤー!派手です。日本の厳かな年越しがとても恋しかったです。その後もしばらくホテルと女性はもめていましたが、ホテル側が「もう警察呼びますよ」といった後静かになりました。

翌朝は爆竹のカスが道のいたるところに落ちていました。中国製のものもあったので、中国の年末年始もこんな感じなんでしょうか。午後になるとおもむろに掃除を始めるホンジュラスの方々。とても面白い年越しでした。

 

 

さて、アメリカの話に戻りますが、グランドサークル巡りの後はホピ族の集落を訪問してきました。

 

ホピ族とは、ネイティブアメリカンの部族の一つで、マヤ族の末裔なんだそうです。「ホピ」とは、「平和な人」を意味します。グランドキャニオン近くにあるフォーコーナーズという土地を2千年以上守り続けてきた部族です。他のネイティブアメリカンの部族は白人に土地を取られ、強制的に移住させられましたが、ホピの土地は不毛で何の役にも立たないと判断されたため、彼らはずっとここに住み続けることが出来たそうです。

 

ホピ族の集落では写真を撮ることや、メモを取ることは禁止されていました。そのため、今回のブログはほぼ写真なしです。

 

フラッグスタッフからナビを頼りに車を走らせること111マイル、ホピ族の集落に到着。ホピ族はファーストメサ、セカンドメサ、サードメサと言われる台地の上やその周辺に住んでいます。村は現在全部で12あるそうです。ホピの集落についての情報は少ないので、まずは情報収集のために、セカンドメサにあるカルチャーセンターへ向かいました。

 

カルチャーセンターのお姉さんからは、個人的なツアーガイドをしているホピ族の連絡先が教えてもらえましたが、それ以外の情報はほとんど得られませんでした。ここで情報を得て、計画を練ろうと思っていましたが当てが外れました。

 

とりあえずカルチャーセンターの隣の博物館を訪問。博物館の入口の扉にそれぞれの村を訪れる際のルールのような紙が貼ってありました。訪問する前は、色んな村をまわってみたいと考えていましたが、その紙を見て、なんとなくあまり訪問するのがよろしくないような気がしてしまい、やめました。普通に穏やかに生活している人たちの家にづかづか入っていくような気がしてしまって。なので、事前にネットで情報を得ていた、ファーストメサにあるワルピの村を案内してくれるオフィシャル団体ツアーにだけ参加することにしました。ツアーの集合場所が分からなかったのですが、博物館のおばさんが教えてくれました。

 

博物館にはホピの文化を紹介するものや、古い時代の白黒写真等がたくさん展示してあり、とても興味深い施設でした。Wikipediaのホピ族の項目に博物館に展示されていた写真が載っているので興味がある方は見てみて下さい。

Wikipedia-ホピ族


博物館を見終わる頃にはお昼になっていたので、インフォメーションセンターに併設されているレストランで昼食をとりましたChonmageさんは三色タコスセットを注文。私はホピの伝統的な料理のNoqkwiviというものを注文しました。トウモロコシの粉で作った揚げパン、煮た黒豆、何か唐辛子的な物、お粥のような白とうもろこしと羊肉のスープ。一言でいうと、素朴。海が遠いから塩がないのか、調味料が使われていないような感じで、ほんとに素材の味しかしません。正直、濃い味に慣れてしまっている私はあまり好きではありませんでした(^^;昔のネイティブアメリカンは、こんなに素朴なご飯を毎日食べながら、素朴な暮らしをしていたのねと、しみじみ思いながら、タコスをほおばっているChonmageさんの方にお皿を押しやりました。

 

昼食を食べ終わった我々は、ワルピの村の案内ツアーがあるファーストメサへ車で移動。博物館のおばさんに教えてもらった場所が見つからずファーストメサを行ったり来たり。売店のお姉さんに教えてもらい、ようやくツアー受付所にたどり着きました。我々が到着した時にまさに出発しようとしていたようで、運よく待ち時間なしで参加することができました。一人20ドル。

 

ガイドのお姉さんの車にツアー参加者の車がぞろぞろ続いていきます。私たち以外はアメリカ人の白人の方々でした。年齢層はかなり高めで、落ち着いたツアーでした。

 

ワルピの村は台地の上にあり、登ったところで車をとめます。上り坂の手前の方には電気が通っていて、今でも人が住んでいるそうですが、奥の方は電気も水道もなく、現在は人は住んでおらず、儀式のときだけ使用されるという事でした。ツアー以外ではこの区画は立ち入り禁止だそうです。ここでホピが昔どんな生活をしていたのか、今どのように儀式を行っているのか等、詳しく説明してくれました。

 

ホピのガイドのお姉さんによると、ホピは女系社会で、村のリーダーは女性なんだそうです。結婚も男性が女性の家に婿入りするということ。また、ホピの集落には仕事が少なく、車で1時間半以上かけてフラッグスタッフまで働きに行く人達や、集落を出て行ってしまう若者も多いそうです。ツアーに参加していたアメリカ人女性は、ツアー中に出会った土産物を売っているホピの人々から沢山お土産を買っていました。「彼らが何時間もかけて働きに出なくていいように」と言っていました。

 

ツアー後はお土産探し。ファーストメサとセカンドメサにあるお土産屋さんを訪問しました。私が欲しかったのは「カチーナ人形」。ホピの人々が信じている精霊「カチーナ」を模した人形だそうです。

 

ホピの人々は太古の昔からすべてのものにはカチーナ(精霊)が宿ると信じてきました。カチーナの種類は、植物や動物、星等、400以上あると言われています。カチーナ人形は、精霊の意味を伝えるため、儀式の際にホピの子供たちに配られたそうです。現在ではその芸術的価値が高く評価され、ホピ族以外の人々にも売られるようになりました。

 

古来日本人も、「八百万の神」といってすべてのものに神、霊が宿ると考えていましたが、それと通ずるものがあります。

 

ホピの集落以外のお土産屋さんで時々カチーナ人形を見かけましたが、カチーナ信仰のない他の部族等が作っている偽カチナ人形の可能性があるので、信頼できるホピの集落で探しました。

 

我々はカチーナ人形を2体購入しました。羽などがついていて、壊れやすいので、日本送付用にプチプチでぐるぐる巻きにしてもらったので、これも残念ながら写真がありません。


ご参考に、こちらはグランドキャニオン内にあった博物館に展示してあったカチナ人形。

 

こちらは同じくグランドキャニオン内のお土産屋さんで販売されていたカチナ人形。

 

結局、カルチャーセンター、博物館、ファーストメサのワルピの村ツアー、お土産屋さんにだけ行きましたが、十分満足な一日でした。もっとホピの事を知りたい方は、少々値は張るようですが、個人ツアーガイドを雇って、村々を巡るといいと思います。

 

さてさて、なぜホピがこの不毛な土地にずっと住んでいたかというと、理由の一つとして、ホピの先祖からの言い伝えにより、集落の近くにウラン鉱脈があり、これが平和利用されず、悪の方向に使われたとき人類を滅亡させることが出来るものだと知っていたため、代々それを守っていたのです。ですがアメリカにウラン鉱脈を発見、採掘されてしまい、そのウランは広島、長崎に落とされた原爆に使用されたそうです。

 

また、ホピの言い伝えによると、我々人類は現在「第4の時代」と言われる時代におり、第1から3の時代はそれぞれ発展するも、利己主義、争い、一部の人々による富の所有等、様々な不調和の為創造主により災害などでリセットされてしまい、現在我々は第4の時代にいるという事です。ですが、この第4の時代も物質至上主義がはびこり、戦争、自然破壊などの不調和の為、再び創造主にリセットされる時期が近づいてきていると言っています。

 

ホピには9つの予言があり、そのうち8つは実現したと言われています。そして最後の9番目の予言が、「あなたは天国の住み処を聞くことになるでしょう。それは地球の上から落下し、地球に衝突するでしょう。それは、青い星として現れるでしょう。 これらは、大いなる破壊の時が近づいている予兆です。世界はあらゆる場所が揺さぶられるでしょう。」というものだそうです。天国の住居とは宇宙ステーションのことではないかと言われていますが、現在中国の宇宙ステーション、天宮一号が制御不能の状態になっており、2017年の後半に地上に落下してくる可能性があるそうです。天空の住居の落下とはそのことなのかどうなのか。

 

ノストラダムスの終末予言や、マヤの2012年終末説など、様々ありましたがどれもあたりませんでしたね。(マヤの2012年終末説はマヤ人が発信した情報ではなく、ネットのデマで、実際は2012年に一つの時代が終わり、新たな時代が始まるという意味だという話もあります。)これもまたただのオカルトだろうと思う方もいるかと思いますが、実際我々の世界を見てみてみると、例え「創造主によるリセット」が無かったとしても、このまま環境汚染や自然破壊が進み、資源や領土の奪い合いによる戦争が続けば、近々本当に終わりが来るかもしれないと、私は思います。

 

ホピは我々に警告するために、広島、長崎の原爆投下後、今まで秘密にされてきた予言を公開したそうです。ホピは終末予言をしていますが、これも我々が生き方を変えれば未来を変えることが出来ると彼らは言っています。その生き方とは「地球を敬い、全ての命を敬い、母なる地球の上を優しく歩くこと」だと言います。

 

我々はこんなにも地球から恵みをもらっているのに、生かされているのに、一体何を地球に返しているんでしょう。この旅を経て、自然と共に生きることの大切さを痛感したので、帰国したら、完全に自然に無害な生活は難しいと思いますが、できるだけ自然と調和していけるような生活に変えていきたいと思っています。

 

ホピ族に興味をお持ちになった方はホピの公式サイトへどうぞ!(英語なので苦手な方は翻訳かけてみてください。)

★The Hopi Tribe Official Website

★Hopi Culture Center

 

 Youtubeで動画もありました。

★母なる大地、アメリカ先住民族の想い

 

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