エコファームinメキシコ(Akiko)

アメリカのロサンゼルスからメキシコの首都メキシコシティに飛行機で移動。数日後にメキシコ人カップルが営むエコファームに向けて夜行バスで移動しました。

 

メキシコで夜行バスに乗るとバス強盗に遭遇する危険性があるので、途中でトイレに寄ったりお客さんを拾うために停車する二等以下のバスではなく、バス内にトイレがあり、途中でお客さんを拾わない一等バスで移動しました。私たちが利用したのはプリメラプラスというバス会社でした。バス内はとても快適で、飲み物とお菓子、パンのお土産付き。車内で映画も見られます。

 

朝6時にヒリトゥラ(Xilitla)という町まで到着。朝早くに到着して強盗に襲われたりしないのかと心配していましたが、おじいさんが荷車を押して歩く平和そうな町でした。そこからタクシーを拾い、約20分で最寄りのエルサビノ村に到着。民家が立ち並ぶ、静かな村でした。エコファームまでの行き方が分からなかったので、タクシーの運転手さんに聞くと、近くの民家のおじいさんに聞いてくれました。タクシーの運転手さんによると、おじいさんが我々二人を50ペソ(250円位)で案内してくれるということだったのでお願いしました。

 

おじいさんは山歩き用の杖をつきながらどんどん進んでいき、我々は前後合計35キロ程のリュックをしょって、のそのそついていきます。

 

こんな山道を下っていきます。雨で地面がぐちゃぐちゃになっていて、泥に足をとられたり、滑ったりで大変な道のりでした。

 

1時間以上歩いてようやく到着。もう汗だくです。

 

エコファームの主はペペさんというメキシコ人男性。パートナーのアレさんというメキシコ人女性と二人でエコファームで生活しています。時々我々のようなボランティアを受け入れながら、一緒に村の一員として暮らしてくれる仲間を募集しています

ペペさんのエコファームでは、なるべく自然に負荷をかけないような生活を心がけています。

 

電気はソーラーパネル。日中に洗濯機を使ったりもできますし、蓄電した電気で夜も明かりが付けられます。

 

水は近くを流れる川から引いていて、お風呂は太陽光で温めた水をシャワーとして使えます。肝心の温度ですが、温めた水の出る蛇口だけをひねるとやけどしそうなくらい熱いお湯が出てきます。太陽光って凄いです。

 

お料理はガスを使わずかまどで薪を燃やしてお料理します。

 

お昼は太陽が出ているので、ソーラークッカーで料理します。ソーラークッカーは本当に温まるのが早く、お湯もすぐ沸きますし、お米も炊けます。これまた太陽光って凄いです。

 

トイレはコンポストトイレです。トイレは貯める場所が二つに分かれていて、半年片側にためて、次の半年はもう片側にため、いい時期になったら肥料にするそうです。用を足したらかまどの灰をかけます。全然臭くないんです。

日本では水洗トイレでお水で流してサヨウナラですが、その後の下水処理が環境に負荷をかけているようです。微生物などを使った自然の摂理だけでは処理することはできないため、塩素などの薬品を使って処理して水を汚したり、さらに残った汚泥の固形物を化石燃料を使用して燃焼させて、有害物質を発生させてしまう等、問題が沢山あるようです。都会生活ではまず無理だと思いますが、もし田舎の家が密集していない地域に住むことができれば作ってみたいです。以前農業体験で訪れた山梨のオーガニックファーム「ぴたらファーム」でもコンポストトイレを作っていました。また、コンポストトイレは溜まった排泄物を移動させるなどの手間がかかりますが、調べてみたら機械で処理して勝手に肥料にしてくれるというらくちんな「あ・うんユニット」なるものがあるみたいです。

 

さらにゴミも、紙ごみはかまどで燃料にしてしまい、プラスチックのごみになるものは可能な限り買わない、持ち込まないようにしているそうです。

 

町に住んでいると、ゴミも排泄物も生活排水も、汚いものは出しておけば誰かが処理してくれるので、その過程で地球環境にどんな影響を与えているか、何も考えない、気にもかけない生活になってしまいます。ですが自然に密接した生活をしていると、プラスチックのごみを家に持って帰っても、自分で処理しなくてはいけないし、洗剤や薬品を川に流すと自分の飲む水が汚染されてしまう。自然を大事にする生活におのずとなってくるんだと思います。

 

私も東京で、何も考えない生活をしていました。ですがこのエコファームのペペさんに出会って、また世界の環境汚染、自然破壊を目にし、こんなに地球に負荷をかける生活をしていては、今後生まれてくる子供たちに申し訳がないと強く感じました。私が旅で見てきた美しい海を、山を、空を、子供たちに残してあげたい。今さえよければ、今さえ楽しければ、楽ならばそれでいい、ではなく、自分が行っていることが未来にどんな影響を与えているのか、目をそらさずに直視していかないといけないんですね。とても反省しました。

 

 

ペペさんは普段の生活が忙しい中、少しでも自分たちがしている生活様式を人に知ってもらいたいと、我々ボランティアに教えてくれています。一応ボランティアを受け入れるホストという立場ですが、彼もまた、ボランティアなのだなあと感じました。

 

正直、自分ひとりが生活を変えたくらいでは変わらないと思います。ですが、私がペペさんに教わって生活を改めようと思ったように、こういう暮らしを知ることで、少しずつ地球にやさしい生活を心がけてくれる人が増えていくといいなと、思います。

 

こんな素晴らしい機会を与えてくれたペペさんアレさん、そして我々をつないでくれたWORKAWAYのサイトに、ありがとう!

 

そしてこの記事を読んでくださった皆さん、ありがとう\(^o^)/

 

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