デング熱と赤痢と高山病の三重苦からの快方 その1 マチュピチュで兎と亀。わたしは亀でした。

ペルー、ボリビアを股に掛けた三重苦からの快方シリーズ。第一弾です。

 

もくじ

デング熱と赤痢と高山病シリーズ その1 まずはデングと赤痢が併発。

デング熱と赤痢と高山病シリーズ その2 食べたいものが食べられない、そして痩せていく。

デング熱と赤痢と高山病シリーズ その3 高山病まで仲間入り!

デング熱と赤痢と高山病シリーズ その4 苦しい、でも杖をつけば老人と同じ速度で歩ける・・・。

デング熱と赤痢と高山病シリーズ その5 まとめ。

デング熱と赤痢と高山病からの快方 その1 マチュピチュでうさぎと亀。わたしは亀でした。

デング熱と赤痢と高山病からの快方 その2 サンペドロという薬を飲む。

デング熱と赤痢と高山病からの快方 その3 治れば人間こんなもの。アナフェラキシーショック。

 

 

その1 マチュピチュでうさぎと亀。わたしは亀でした。

みなさんご存知のマチュピチュに三重苦のわたしはやってきました。。2017年2月8日

このマチュピチュの後ろにそびえ立っているAkikoさんがずっと来たかったワイナピチュ山、わたしも一緒に観光してきました。

 

ワイナピチュには1日400人の入場制限があり、200人ずつ7時と10時の時間差で入場します。急な上り坂、所によっては階段の段差が高く、幅が狭くなっている。マチュピチュとの標高差300m。早い人で1時間で登るそうです。

 

ワイナピチュ登山、この体調でできるのか。

登山は朝7時から始まりました。当日の朝の体調は、ベットからやっと起き上がり、Akikoさんに水を取ってもらう。朝食の為に階段を下りた時は、前日にマチュピチュ村まで3時間歩いたこともあってヘロヘロ、杖を使用しました。

ありがとう杖。

入り口で事情を説明して持ち込ませて頂けた。基本は老人と障害者のみが持ち込み可。

 

いつものようにデングからくる骨関節痛です。赤痢の方は薬を飲み始めて良くなっていました。弱っていた私はまた高山病にならない様に深呼吸を繰り返しています。この状況で登山なんて・・・という気分で登り始めました。(標高2400m)一歩一歩、気合でした。

 

わたしは登りも下りも、杖を使って一段に対して二歩です。「いちにーさんし」とは登れません。「いちいちにーにー」とゆっくり必死で登りました。

凄く遅いし時間がかかります。他の登山客にどんどん追い抜かれました。

 

元気ならスイスイ登れるのに!!

登り始めて情けなくなる。こんな山道、いつもなら簡単なのに! でもすぐに知ったのは、それは若さゆえの事だと、同じく必死に登っていたお年寄りを見て感じました。元気でインカ道を何日もかけて歩きマチュピチュに来る人がいますが、それはそうする元気があるから。世界中の高い山を登れる人は元気だから。歩いてコンビニに行ける人は行けるから。全然凄くない。できる人は達成感と満足感を得られる。

 

なんでも食べられるのも、毎日の合気道の稽古も元気な体のおかげだ。ワイナピチュを必死で登っていたお年寄りにとっては、このたった300mの山を登るのは無酸素でエベレストを登る以上の難易度なのかもしれない。だがそれも凄くない。100点でも60点でも自分を何点の人間だと知って喜んだり落ち込んだりするのは必要ないと知りました。金メダルの人は金メダル以上取れない人でした。100点の人は100点以上取れない人でした。本当に100点なのは、自分の実力、潜在能力、他人と比べず素の自分を100%好きで大切にしている人だと感じました。わたしは必死に登っている。このわたしが早く登れた人よりも点数が低いわけない。こんなに必死に登っているのなら必死度部門において、元気な彼らよりも絶対に高得点でありました。点数をつけるなら、必死度部門はいただきです。

 

 

全く息が切れない、そして他の登山客よりも早く頂上に着いてしまった。

なんと他の登山客よりも早く登り切りました。もちろん体力のある人は早いですが、普通の旅行客で日ごろ運動をしていなさそうな人達は、だいたい私よりも遅く登りきるんです。そして「はーはー」言ってるんです。

 

これはどういう事かというと、皆さん元気に登っては疲れて休んでいました。もちろん絶景なので写真を撮ったりしていますが。わたしはと言うと、「いちいちにーにー」と一定のペースで高山病にならない様にずっと呼吸を意識して深呼吸、足元をしっかり見ながら歩かざるを得ず、ただただ一歩一歩必死でした。体はいう事を聞かない痛みですが、体力は関係ないので全く疲れず、水を飲んだのと写真を撮ったの以外はずっと歩き続けられたんです。

ワイナピチュに登ったことのある方は分かると思います。山登りをしたことのある方もわかると思います。きっと息が切れて休みたくなった事があると思います。ここで知ったのは、元気な人は元気をしてしまうんです。元気がなくなってゆっくりを知るんです。元気だった私に、ゆっくり歩くなんていう選択肢はあり得ませんでしたし知りませんでした。いま体の元気と健康に本当に感謝しています。この元気を無駄遣いしてはならないと本当に思います。

 

うさぎと亀みたい。

わたしを7,8回越していった50代の夫婦と子供の4人家族がいました。そしてわたしもゆっくりゆっくり歩いて7,8回お先して、山頂にはわたしが先に着きました。20代のカップル、30代のカップルも、みんなスタスタ登って行っては、その先で「はーはー」休んでいるんです。そしてその横を、全く息を切らさずに見た目は元気そうなちょんまげが亀のように越していくので、皆さん、私は手助けが必要そうな程よぼよぼなのに、

「なんで追い越せるの?」と言いたげな顔をしていました。

 

わたしがマリーアントワネットなら、そんなに「はーはー」するならゆっくり歩けばいいのに。と言ったかもしれません。

 

休んでいたみなさんが、うさぎと亀のうさぎの様にサボっていた訳ではないので童話の話とは違いますが、なんだか勉強になりました。

ゆっくり息を切らさずに歩くと、全然疲れません。なので着実に歩けます。平均速度は普通の人と同じになるのかもしれません。元気な人が呼吸を乱さない一定のペースで歩いたら凄く早いのでは。

 

 

感謝するのは難しい。

デングで体が痛くてリアル老人体験をしてみて初めて老人を体感できました。赤痢で腹の調子が悪くなって改めて胃腸に感謝しました。高山病になって改めて空気が体を巡ってくれている事に有り難さを感じました。いつも健康な時は体の声が聞こえず、消化能力を存分に無駄遣いして加齢に伴う苦しみ貯金をしていました。絶対に体は衰えます。若いうちの無駄遣いと健康の使い捨て、無感謝では歳をとってからが大変です。若い人には今から健康維持に興味を持ってもらいたいです。

 

 

わたしは何歳まで自立していられるか。

わたしは死ぬ瞬間まで自分で歩いていたい。80歳になってマチュピチュに来ても、平気な顔でワイナピチュに登れるくらい。80歳で中南米で首絞め強盗にあっても平気で身を守れるくらい。その歳でその元気でいるには今から健康を必死でする必要があります。日本に帰るのが今から楽しみです。

 

まずは赤痢がよくなってきました。

体重が落ちてしまいAkikoさんと「エヴァンゲリオンみたいだね。」と体を見て言い合っています。今まで自力で治そうと努力していましたが、ここまで痩せて命の危機を感じた私は赤痢の薬を飲み始め、ようやく便の調子が良くなってきました。この調子でなんでも食べて体力をつけて行きたいところです。

 

つづきます。

デング熱と赤痢と高山病からの快方シリーズ その2 サンペドロという薬を飲む。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ←ありがとうございます。1日1クリック有効です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA